ややクセ有パーマがかかりにくいヘア→パーマの保ちがよくセットが簡単なパーマヘア
今回はいつも担当させていただいてるH 様の事例をご紹介いたします。
ありがたいことにH様は、基本おまかせでヘアを決めさせていただける事が多いのですがお悩みはこうです。
・パーマがかかりずらくとれやすい
・全体に髪が細く、ボリュームが出ずらい
・前髪もふわっと流したい
・朝手間をかけずにスタイリングしたい
長さはある程度切りたいとの事だったので、パーマを巻いて肩に当たらない程度にし、朝軽く濡らしてスタイリング剤を揉み込むだけで形になるようにラフなカール感があるウェーブスタイルを提案させていただきました。
BEFORE
施術内容
ウェットカットで(濡らしてからカットすること)シンプルにボブを切ります。 パーマがかかる計算をしながら表面にレイヤーカット(上が短く、下が長い段が入るカット)をし、1度ドライします。
クセを見ながら、パーマをかける上でいらない所をピンポイントでカットしていきクセを取っていきます。
右サイド、耳後ろに毛量が多いので重点的に量を取り除き、全体の毛先はパーマ後に動きが出やすいように、チョップカット(毛先をジグザグにカットする方法)をしていきます。
前髪はやや長めにカットしてパーマ後に切ります。
パーマは、スタイリングしやすいように、ふんわりボリュームがでるように、仕上がりをイメージして外・内とミックスに巻いていきます。
髪の毛を何回ロッド(筒状の道具)に巻くかでウェーブが変わるので、1回転・0.5回転・0.25回転刻みで細かく調整していきます。
パーマがかかりずらい髪質なのでロッドと薬剤のバランスを調整し、かけたてはしっかりウェーブをだし、1週間後にウェーブダウン(パーマをかけてから1週間後くらいにウェーブが馴染みゆるくなること)後にちょうど良くなるようにしていきます。そうすることによってパーマの保ちも良くなります。
前髪はふんわりするように、上下で2段に分けパーマをかけていき、 全体に極力ダメージを与えないように、パーマの前のトリートメント・途中のトリートメントをしてローダメージのパーマにしていきます。
流してしっかりタオルで拭き取ったら、ワックス・ムースなどをつけて根元を乾かし、毛先は自然乾燥でも決まるヘアになります。
・根元はしっかり乾かしていて、髪の毛にワックス・ムースなどしっかりつければ自然乾燥でも大丈夫です。
After
最後に前髪をカットしたらパーマの保ちがよくセットが簡単なパーマヘアの完成です。
ぜひ参考にしてみてください。