クセでハチが目立ってしまうミディアムヘア→ 動きをつけた外はね前上がりのレイヤースタイル
今回2回目のご来店のK様の施術事例です。
前回来ていただいた時の状態は、 毛先のみ髪の毛が削がれすぎてぺらぺらな状態でカラーによるハイダメージを起こしていました。毛先が薄すぎて逆円錐のようなシルエットになってしまいハチが張って見えてしまっていました。ご本人の髪のクセもあり本来なら毛量も多い方です。
前回は長さをあまり変えず少しずつ直していこう ということで施術させていただきました。
今回のご要望はこうでした。
・伸ばそうと思ったけどイメージを変えたい
・トップが潰れてハチ(頭のてっぺんとサイドの間の、一番出っ張っている箇所)が出て見えるのが嫌
・毛先が薄くてダメージがあるのでまとまらない
・仕事では結ばなければならない
・クセが扱いやすいようになりたい
これに対して僕がご提案したのが、 前髪の分量を増やしトップの高さをだしながら結べるギリギリの長さで前上がりでクセを出して動かすミディアムスタイル です。
before
施術内容
シャンプー後、まず結べるギリギリの長さを残しカットします。サイドは耳にかけたりピンで留めるくらいで良いと了承をいただき耳後ろから顔周りのかけて前上がりになるようにカットします。
襟足付近は結ばれていた期間が長かったため結びクセがあり外にはねやすかったため、襟足は外はねになるようにあえてレイヤーカット(下が長く上が短い段が入るカット)しました。
その上は内巻になるようグラデーションカット(上が長く下が短い段が入るカット)をしていき、髪の表面は動きやすいよう、頭の大きさのコントロールのため骨格通りにカットしていきます。
前髪の量も多くしフワッとボリュームがでるようにカットしバランスをととのえていきます。
1度乾かし クセを見ます。 スタイリングした時に必要なクセか不必要かみながら毛量調整と一緒に取っていきます。 この時にクセの出方・毛量調整・骨格補正(ハチが張って見えないように)をします。
最後に全体のバランスを見ながら前髪トップのボリューム感をコントロールします。
柔らかいワックスをしたから揉み込むようにつけて襟足は外はねサイドは後ろに流したり耳にかけたりすれば完成です。
After
毛先のダメージ部分・薄いところもなくなり動きやすい前上がりのミディアムスタイルになりました!
今回はハンドドライのみでヘアを作りましたが、アイロンやコテで毛先を1回巻いてあげるとより動きがでてカジュアルなスタイルになります。
是非参考にしてみてください。