はねてまとまりづらいワンレンボブ→まとまりやすい大人ボブ
今回は、以前のお店の時に担当していて久しぶりに来ていただいたK様の施術事例をご紹介いたします。
K様のお悩みはこうでした。
・量が多く広がり、もっさりする
・後頭部に丸みがでずらい
・毛先がはねてしまう
・子供っぽくならず、大人な感じにしたい
・秋の洋服に合うようにカラーしたいがやったことない色にチャレンジしたい
・アイロンを使わなくても良いようにしたい
この悩みに対してご提案した内容は、 ある程度長さスッキリしたいとの事だったので、襟足は短く、前髪は作らないので、後頭部は丸くして顔周りは子供っぽくならないようにシャープに見えるボブに、色は淡い紫にグレイを混ぜたバイオレットグレイをご提案しました。
before
施術内容
まずウェットカット(濡れた状態でカットする事)で、形をつくります。 襟足は生え癖をみて浮かないギリギリまで短くし毛先をなじませます。 その上から後頭部の丸みを出す為にグラデーションカット(上が長く下が短くなる段が入るカット)をしていきます。
ショートヘアではないので、低い段差でカットしていき、サイドに向かってやや前下がりにします。サイドを丸くなるようにカットすると可愛らしくなりすぎるので大人感を出す為、耳より前はシャープになるようしっかり骨格に対し回り込んでカットします。
ここでK様の髪質は固く毛先がピンピンしやすいので、毛先のみすきバサミで柔らかく内に入りやすいように毛量調整を少しだけします。
表面は今までカットした毛に合わせて切り、表面2㎝程の所だけレイヤーカット(上が短く下が長い段が入るカット)をして馴染ませます。
ドライ後、毛先の柔らかさをだすためチョップカット(毛先をジグザグに切るカット)をして、K様はバックの耳後ろと襟足の少し上の部分が特に量が多いので、はさみで丁寧に毛量調整をしカットは完成です。
カラーは毛先がダメージがあったのでカラー前に栄養を補給し、淡い紫とグレイを髪質に合うように調合し染めました。
After
柔らかいワックスにオイルを1プッシュ混ぜ全体につけたら、まとまりやすい大人ボブの完成です。
ぜひ参考にしてみてください。