クセが強くうねるボブ→艶やかな柔らかい縮毛矯正ボブ
今回は初めて担当させていただいた、E様の事例をご紹介いたします。
E様のご要望は、
・クセが強く毎回縮毛矯正をしているが、真っ直ぐなりすぎるのは嫌
・量が多く減らしたいが、減らすと膨らむかも?と思いなかなか踏み切れない
・ツヤがなかなか出ない
・アイロン使わずに乾かしただけで形になるようにしたい
・前にやっていた縮毛矯正の部分が真っ直ぐすぎるので柔らかくしたい
・ボブがよい
との事でした。
色々ご相談した中でご提案したヘアスタイルは、 真っ直ぐ過ぎないように薬剤選定・アイロン操作を意識した縮毛矯正をした上で前の縮毛矯正の部分をカットで修正したボブを提案しました。
before
アイロンでクセを伸ばしてのご来店でしたので1度濡らしてクセが出ている状態です。
根元の方がうねりが強く、毛先は以前の縮毛矯正が残っており真っ直ぐなのがお分かりだと思います。
施術内容
まずベースの形のカットはシンプルにお客様に似合うようにカットしていきます。 E様の場合は後ろに丸みがあり顔周りに近づくにつれ丸さよりややシャープな印象の方がお似合いになります。全体が丸すぎると顔まで丸く見えてしまったり、毛量的にシルエットが大きくなりすぎてしまう恐れがあるという事で判断しました。
ベースが切り終わったら、ポイントとなる毛先の柔らかさをだすカットに移ります。バサバサにならないギリギリを見極めながらあえてすきバサミでほんの少しだけカットします。(なぜすきバサミなのかはご来店の際にお聞き下さい!お答えします!)
毛量を取る前に縮毛矯正に移ります。
髪質・クセの強弱・クセの種類・ダメージ・もともとの髪の耐久力などを考慮し1剤をつくります。
このお薬の塗布で縮毛矯正の善し悪しが決まっていくので、細心の注意を払い適切かつ的確に塗布します。
1度流し、乾かした後アイロンでクセを伸ばします。 この時も熱の伝え方・挟む力・髪を引き出す角度・厚さを意識します。
アイロン後、毛量調整をはさみで丁寧にしていき、毛量・シルエットを調整していき形を固定する2剤をつけ流します。
ブラシを使わず手ぐしを通しながら乾かすだけで、艶やかな柔らかい縮毛矯正ボブの完成です。
After
綺麗にクセが伸びました!
ぜひ参考にしてみてください。